どうも、51(コーイチ)です。
あなたは子ども食堂の存在を知っていますか?
いろいろな理由でご飯を満足に食べられない子どもたちが集まりご飯を食べたり遊んだり、勉強したりする場所です。
地域の有志の方々がが届けられた食材でご飯を作ります。
特定の子どもだけに限定せず、友達や親と一緒に参加できる子ども食堂がほとんどです。
子ども食堂(こどもしょくどう、表記は、子ども食堂に関する最初の著作のタイトルから取ったもの。以下、表記の乱れは、団体名などから)は、子どもやその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するための日本の社会活動。2010年代頃よりテレビなどマスメディアで多く報じられたことで動きが活発化し、孤食の解決、子どもと大人たちの繋がりや地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で同様の運動が急増している。
子ども食堂にスタッフとして以前参加したことがある。
そこから少し考えてみた。
なぜ子ども食堂を開催するのか?
はじめて子ども食堂を開催する為には地域に賛同を求める必要がある。
地元の食堂やお寺などはする必要はないのかもしれない。
地域に賛同を求めるときは「地域懇談会」のような会を開き、参加してもらいこうゆうことを企画していますと話をする。
賛成意見が多ければ開催できるが、反対意見が多ければなぜダメなのかを議論し、話し合いの場を増やしていく。
開催場所や食材の提供方法、ボランティアやスタッフの確保。
一時的にも子どもを扱うので知識のある方や近所の保育園の協力も必要だったりする。
そこまでしてなぜ子ども食堂を開催しなければいけないのか?
そこには現代社会ならではの悩みが存在する。
ネグレクトやシングルマザー(ファザー)、給食以外ご飯を食べていない子どもたちがリアルに存在している。
二世帯住宅も少なくなり鍵っ子や行き場所のない子どもたちも少なくない。
そんな子どもたちを放っておけない人たちがいる。
『このご時世、お腹いっぱいご飯食べてほしいじゃない!』と。
子ども食堂の参加率から見えたもの
何度か子ども食堂を開催する中でいろいろ見えてくるものがあった。
あるとき、子どもは無料で親は300円をいただいた。
参加してくれた子どもは7人だった。
食材の関係もあり、あるときは子どもは100円をいただき、大人は300円をいただいた。
そのときの子どもの参加は15人だった。
どちらの開催の日もメインはカレーライス。
そこで考えた。
100円でも支払った方が子どもは参加しやすいのではないだろうかと。
子どもからお金を取るのはかわいそうと考えるのは主催者側の主観であり、子どもの気持ちを考えていなかった。
100円玉を握り締めて参加した子どもは皆笑顔で誇らしかった。
100円玉を握り締めた方が参加しやすいのだ。
子ども食堂での参加率
— 51(コーイチ)@噂の絶好調の人 (@barairofuufu) December 9, 2018
・子ども無料 → 7人
・子ども100円 → 15人
お金を取るのはかわいそうというのは主催者側の主観。子どもの気持ちを考えて企画する。100円握りしめた方が行きやすい。
また、ツイッターでつぶやいたところいろんな意見もいただいた。
返報性の原理に従えば、
— 編集長@ブロガー&ライター (@metaParallels) December 11, 2018
参加した子供には「一枚の絵を必ず描いてもらう」とかにしても良いはず。
お金以外の物にしたらさらに面白くなりそうやなぁ https://t.co/tZhlIT8DqZ
タダほど安いものはないっていう諺を証明しているような感じがするなー!
— 学校に行かないパターン (@noschoolpattern) December 10, 2018
子ども食堂もだし、どの業界もなのでは? https://t.co/I4ygQCzLaP
ほかにも無料で参加よりは食べた後にお手伝いをするなどあれば参加しやすいのではないかなどの意見もあった。
ツイートもいろんな方が見て『いいね』を押してくれて、関心があるようだった。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
無料でご飯が食べられると聞いたら嬉しいし参加してみたい思う。
だが毎回無料だと「なんか悪い」、「後ろめたい気持ち」に子どもでもなってしまう。
100円玉を握り締めて参加した子どもはお金をちゃんと支払っているので堂々と参加しやすいのだろう。
気のせいかもしれないが、顔も誇らしかった。
これは他にも応用ができそうだ。
参加費無料より資料代500円のセミナーの方が心理的にも参加しやすい。
参加する人の気持ちになって企画をたててみよう!
少額でも参加費があった方が参加しやすいかも。