どうも51(コーイチ)です。
今日(9/20)のケンミンSHOWで神戸長田町のぼっかけを特集してましたね。
ぼっかけは別に故郷の食べ物ではないのですが、とても思い出があります。
しばし回顧録にお付き合いください。
大阪で初めて食べる
昔大阪でバンドしていたころお金がなくてバイト先の近くに小さなぼっかけ丼屋さん
がありまして、毎日のように行っていました。
すじこん
神戸市の長田区周辺では、『すじ』『すじこん』と呼ばれ、単に『すじ』と呼ぶことが多い。
対外的には、ぼっかけの名称がメジャーになっているが、元々「うどんやそばなど『汁物』に牛すじが載った場合のみ『ぼっかけ』と呼ぶ店が多かった」。ぼっかけは「牛すじを“ぶっかける”という意味がなまったもの」[1]である。
『すじ』『すじこん』ではなく、インパクトの強い『ぼっかけ』という言葉を使い、まちの目玉商品に据えようと企画した。地元食品会社とレトルトぼっかけを共同製作、ぼっかけメニューを提供する店を記した地図を作成したりして、まち起こしに乗り出し、メディアが取り上げた[2]結果、ぼっかけが一般化したと考えられる。
当時『ぼっかけ丼』並盛り1杯280円。
安い!安すぎる!
たまに頼んでもないのに、コロッケや野菜のてんぷらをおまけしてくれたり、無料で大盛りにしてくれたりしました。
あまりにも頻繁に通っていたので『毎日のように食べてたら倒れるぞ!』と、怒られたりしました。
『お前バンドやってんのか、音楽で食っていくなんてしんどいぞ』など、話を聞いてくれたりもしました。
ずっとこのお店はここにあるもんだとばかり思ってました。
ある日バンドの練習が忙しくなりバイトも休みがちになり、お店にいけない日が続きました。
そんな中久しぶりにバイトに入り、昼に食べに行ったところ・・
あれ?
閉店ってどうゆうこと?
『挨拶してないじゃん!』
閉店するって、おじさん言ってなかったじゃん!
ただただ悲しかった。
感謝の言葉を伝えたかった!
『ありがとう!』って。
今となってはどこに行ったのか、当時のお店の名前すら覚えていません。
どこかでおじさんは今もぼっかけ丼屋さんをしているのかもしれません。
甘辛くて美味しいぼっかけ丼、美味しかったよおじさん『ありがとう』。